IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎の総称)患者の知人の間では、「そうめんは油が含まれているので食べない方が良い」という考えを持っている方もいらっしゃるようですね。

しかし、私は夏場は特にそうめんやひやむぎは常食にしております。IBDの場合、油分(脂質)は1日30グラム以下が適量と一般的と考えられていますが、そうめんを1食分(ちょっと多めの300グラムとしましょうか)で計算しても、脂質はせいぜい2グラム程度です。製品・種類により若干数値は異なるかも知れませんが、そんなに油っぽいそうめんは見たことも、聞いたことも、食べたこともないので(笑)

もし、「そうめんを食べてみたら調子が悪くなった・・・」というのであれば避けた方が良いですが、 そうめん・うどん・白米などはIBD食の中では定番と捉えている方も多いということも明記しておきます。

麺類ということで関連してお話しすると、中華麺(ラーメンや冷やし中華)の類は”かんすい”が良くないと考えられていますので、避けた方が良いですね。

知り合いの間でも、「調子の良い時はごく稀に食べることがある」という方もいらっしゃいますが、常食にしているという方はいらっしゃらないので、皆さん気をつけているようです。