クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

2015年03月

体調が優れない時、そうでない時でも症状緩和のための食事を・・・

私もIBD患者となってから、色々と試しています。
 
その中でも「コレ、いけるかも!」と思い続けているのが「はるさめ(春雨)」

とは言っても、市販されている「はるさめスープ」は、わかめが入っていたり、ゴマが大量に入っていたり(苦笑)。

それでは長く続けられないですよね(中には食べられそうなものもありますが)。

という訳で、市販されているスープ(コンソメ、じゃがいものポタージュ)と、はるさめをミックスした食べ方をご紹介します。

作り方は至って簡単!

お湯を沸かす。
大きめのカップにスープの素を入れる。
はるさめを入れる(この場合、お湯で戻してそのまま食べれるタイプのはるさめを使う)。 
(3~5分待って出来上がり)


ただ、「腸が詰まりやすい」という方は、鍋でちょっと煮てやわらかくした方が良いと思います。

はるさめと言えば、澱粉(でんぷん)ですよね。一時的でも空腹の足しになれば・・・こういった方法もアリかなぁ・・・と思いますヨ! 

IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎)が厚生労働省指定の難病であるということ・・・それを知った時点で落ち込むこともありますよね。

そしてその中で、食事や仕事、恋愛などで不自由を感じることもありますよね。

でもね、色んな人や景色、環境、本に出合うことで心が「ホッ」とすることもありますよね。そんな時「あぁ、今日も良い日だったなぁ・・・」って思える自分でありたいですよね。

そういう言葉を少しずつご紹介していきます。
第一回目は金子みすゞさんの詩より。

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。


(金子みすゞ氏 私と小鳥と鈴と・・・より) 

ここではIBD(クローン病や潰瘍性大腸炎)に関する記事を主に書いておりますが、今回はそれ以外の難しい病気や立場・状況に置かれた方にために記しておきたいと思います。

「頑張らないこと」

難病と言われている病気と向き合うこと自体、実は無意識にも精神的に頑張ることを強いられています。それだけでも大きなストレスであるはず・・・しかし、日常生活を送っていくためには仕事や(試験・資格・受験)勉強、家事・育児をしなくてはならないという現実もあります。

また、病気は天候や状況によって日々、刻々と変化していくもの・・・私自身も体調が優れないことも多々ありますし、仕事を加減することもあります。それによって収入は減ることとなりますが、それでも最近は「無理をしない、頑張り過ぎない」ことにしています。

無理をしすぎてしまうと、入院期間を長くしてしまったり、後々自身が大変な思いをすることになりますし、「家族や周囲に迷惑をかけたくない」と思えばこそ、早め早めに休養をとった方が良いことが多いのです。

当然、焦りや不安はつきものですが、だからこそ同病患者の横のつながりを大切にしてみてはいかがでしょうか。私も仲間には「不安なことがあったらいつでも連絡してね」と呼びかけていますし、私からも相談にのって頂いたりしております。

このように情報を交換したり、相談し合うことによってわかることや安心につながることもあります。

一人で頑張り過ぎず、まずは身体を大切にしていきましょう!

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