クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

2015年06月

私以外のIBD患者さんも経験があるようですが、ケンタッキーフライドチキン(ランチタイムのサンドセット)を食べてみました。今回はその食後の体験・症状についてです。

私が食べたのは、チキンフィレサンドとポテト、ジンジャーエールのセットです(どれもクローン病や潰瘍性大腸炎にはよくないとされているものですが、たまには・・・と 汗)。

作り置きされていたもののようで、チキンもポテトもちょっとジトーっとしておりました(苦笑)そのせいか、ちょっと胃がもたれるよう食後感(症状の一つかも)。 

痛みなどはありませんでしたが、その日一日は腹部にやや不快感は残りました。やはり・・・たまにとはいえ、IBD患者はファストフードは避けた方が良いのか。

同じIBD患者さんの知人に尋ねてみたところ、「ビスケットは美味しく食べれましたよ~」とのこと。とはいえ、ビスケットだけ買う訳にも(笑)いかないので、しばらくケンタッキーは控えます(爆)。

天ぷらを食べるよりは唐揚げなどの方が負担が少ないので、どうしても食べたい時は唐揚げなどを・・・と栄養士さんに教わりましたが、「あくまでも少量、1日2個程度まで」とおっしゃっていたし・・・

・・・と体験を書いてみましたが、IBD患者の皆さん。マネはしないで下さいね。 

欧米では規制されつつある「トランス脂肪酸」。しかし日本では規制はなく「民間任せ」、悪く言えば野放し状態という悲しい状況。

何故トランス脂肪酸がいけないのか?

それは、こちらの記事によると・・・
心筋梗塞や狭心症のリスクを増加させ、肥満を発症させやすく、アレルギー疾患を増加させ、胎児の体重減少、流産、死産を生じさせる可能性があること、母乳を通じた乳児へのトランス脂肪酸の移行が研究等で確認されている。

ということから。

IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患)患者においても、アレルギー説(一部でそのように言われている)があるように、上記太文字内にある「アレルギー疾患を増加させてしまう」という部分に注視したい。

以前、「あるファミレスではフライドポテトを食べても何の症状も出ないのに、あるハンバーガーチェーンのポテトを食べると何故すぐにお腹が痛くなるのだろう・・・(いずれにしてもIBD患者に揚げ物はいけないのですが;;)」という記事をサイト内で書いたことがあります。 

これにもやはり、トランス脂肪酸(使用含有量)が関係しているのでは!?・・・と推測で思ったりしたものです。 
 
医療や食品に関する事柄に関しては、意外に遅れをとっている部分が多い日本。もっと国民が声をあげていかないと変わらないのかもしれません。

少なくとも個々で注意して、自分の身体は自分で守っていかなくては。 
トランス脂肪酸を多く含む食品例 

「冷やし中華が食べたいな・・・」という季節ですよね。

でも、IBD患者の場合一般的に「中華めんは良くない」とされています。

そこで何で代用するか・・・そうめん、ひやむぎです♪

具材は薄焼き卵、カニかま、湯むきしたトマトなどを入れると美味しいですよね~。

冷やし中華のたれは、めんつゆをメインとして、

めんつゆ(3倍希釈):2
お酢 :2
水 :2
砂糖 :1
ごま油(食べれる人のみ)気持ち程度
和がらしを食べる時に少量(食べれる人のみ)

といった割合に入れると冷やし中華っぽいたれに早変わり!
(割合は好みによって調整してみてください)

()内にありますように、ごま油や和がらしは体質・症状によって良くないケースもあるので、お勧めはしていません。ご注意ください。

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