クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

2015年08月

当ブログで取り上げているIBD(炎症性腸疾患)のみならず、難病に属する類の病気を抱えていると、心の状態を平静に保つのも難しくなってくることもあります。

日常生活においても、中々健康な人には理解してもらえなかったり・・・時として恋愛や仕事、友人関係にも影響が出たりすることもあります。

そういう時こそ「悩みの共有」って大切だと思います。

私の場合、以前の記事にも書いたように、入院時に知り合った同病の仲間と情報を共有したりしており、お互いに治療やQOL(生活の質)向上に役立て合ったりしています。

家族や恋人同士であっても、「ここまで話したら相手もつらくなってしまうのでは!?」と思うようなことは、同病の患者同士で打ち明けあい、「そうだよね~、そういうことあるよね」と語り合うことも大切だと思いますし、心の負担も軽減していきます(私の場合)。

失ったものはたくさんあるかも知れませんが、それを嘆いていても貴重な時間は過ぎてゆきます。その瞬間・瞬間にいかに楽しく過ごせるか、有意義に過ごせるか、ワクワクできることに出合えるか、の方が大切だと思いますし。

体調のよくない時は、無理して前向きになる必要もありませんが、そこそこ体調のよいときは楽しいことや好きなことにのめり込むことも大切ですよね。

大建中湯・・・術後などに腸の働きが芳しくなかったときなどに処方される漢方薬ですが、これが飲みにくい(苦笑)。ほかの患者さんにも尋ねてみたところ、好きな人はあまりいない(苦笑part2)。むしろ嫌いな人のほうが多い・・・。

その理由として、
「量が多い(1回2包というケースが一般的)」
「味が苦手(ちょっとクセがあります)」

の2点が挙げられます。

▽私の場合、それを克服するために、下記のようは方法で飲んでいます。
1.大建中湯を舌の上に乗せる。その際にあまり奥にいかないようにする(奥に薬がいくと、味の影響なのか、ちょっと気持ち悪くなるので)。

2.水で一気に流し込む(あまり良いものではないのかも知れませんが、私の場合はそうしています)。


さらに、飲むタイミングとして、
「食後に」というケースもあるかと思いますが、薬剤師さんによく聞いたところ「食間(食後2時間程度おいた時間帯)のほうが効果が発揮される」とのこと。

食前や食後と異なり、タイミング的に難しいかも知れませんが、今は携帯(スマホ)などもあるので、アプリなどを使って時間帯をチェックしながら上手に飲みたいですね。 

夏場・・・ラコールもエレンタールも、そのまま飲むとなると・・・ぬるくて美味しくないですよね。

そこで、ちょっぴり美味しく飲む方法をご紹介します。とは言っても、格段に・・・というワケにはいかないのでご容赦くださいね。

エレンタールを口から飲む方は少ないかも知れませんが、ラコール同様ちょっぴり冷たくすれば、美味しく感じられます。

用意するのは、ペットボトルと漏斗(ろうと)、そして2個程度の氷です。

「漏斗(ろうと・じょうご)がわからない」という方は、

▽こちら・・・名前は知らなくても、見たことありますよね~


それではちょっぴり美味しく飲む方法を・・・

1.ペットボトルの口にに漏斗を差し入れます。
 
2.漏斗に氷を入れます。

3.エレンタールもしくはラコールをゆっくりと漏斗経由でペットボトルに入れます。

すると、少しだけ冷たくなるので飲みやすくなりますよね。ほかにも色んな方法がありますが、この方法なら冷やしすぎず、水っぽくならず、美味しく飲めると思います。

氷はあまり使うとお腹が冷えてしまうので、やりすぎには注意しましょう!

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