クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

2017年04月

IBD(クローン病、潰瘍性大腸炎)の症状として「倦怠感」というものを経験された方もいらっしゃると思います。

私も時折感じることがあります。

そういう時は大抵「良い食事を摂れていない」「食べてもすぐに下してしまう」、つまり「良い栄養摂取が出来ていない」という時に起こることが多いと感じています(個人的な感想です)。

良い栄養が摂れていない時はまた、「口内炎」なども起きやすかったりしますよね(ビタミン不足などから)。

現在、時折ですが私はサプリメントを服用しています。「マルチビタミン」や「ビタミンBミックス」など(合う、合わないは個人差もあるかも?)。

IBD患者の場合、食事をしても腸が栄養を吸収してくれないことも多々あるため(下痢などにより)、なんらかの形で栄養を摂る必要があります。

それがエレンタールであったり、ラコールであったりする訳ですが、それもまた調子が悪いときはすぐに下してしまいますよね(苦笑)。

そのためのサプリメントの服用を思いついたわけです。

また、担当医に相談すると(口内炎などで)ビタミンを含んだ薬を処方して下さったりもしますので、やはり医師に相談するのが一番なんですけどね(薬剤師や栄養士にも)。

ラーメン・・・国民食ですよね。

でも、クローン病や潰瘍性大腸炎患者にとってはよくないとされています。

それでも食べたい・・・どうしましょう?

今回は「どうしても食べたいときにIBD患者がよくやること」の一例をお話します。しかし、これらを真似することすら控えたほうがよいです(自己責任でお願いします)。 

1.とんこつ系を避け、魚介系・鶏ガラ系スープを選ぶ(脂質の関係)。

2.メンマ、チャーシュー、もやしなど、繊維質の多いもの、脂質の高い食材は避ける。

3.スープはあまり飲まない、飲み干さない(脂質の関係)。

4.インスタントラーメンを作る場合、麺を茹でたらそのお湯はこぼし、別にスープを作って麺を入れる(かんすいや添加物を極力避けるため)。

5.れんげを使ってスープを飲まない(表面の油を拾ってしまうため)。


などなど。

入院生活を終え、退院直後にとんこつ(家系ラーメン)を食べてすぐに戻ってきた患者さんもいるくらいなので、脂質や繊維の多いものはやはり避けたいですね。

できれば、ラーメンを食べずに暮らせれば一番良いのですが・・・。 

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