クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

2017年06月

カレーライス…日本の国民食でもありますよね。食べたいですよね、はい。

とはいえ、脂質(肉が入ることで)や香辛料(スパイスがすべてゆえ)が腸にとってよくないため、敬遠してしまいます。

が、先日「ボンカレー甘口」を食べてみました。何故なら…

脂質:3.5グラム 食物繊維:1.3グラム(※ともに一食あたり)

とあるじゃないですか。で、甘口ゆえ香辛料も少ないはず…と判断(中辛・辛口などタベレマセン)。
とはいっても、クローン病(私)と診断されてから十数年まともにカレーを食べていない(幼児用のカレーは食べたことがある)。おそるおそる、2~3食に分けて食べました。

でも…うまい!!

IBD患者の食事としてカレーライスは推奨されていないので、お勧めはしません。ただ、カレー粉そのものを調理に使用することは(時には)良いという指導を(栄養士さんに)受けたことがあります(辛味・刺激のあるスパイスは厳禁です)。

患者それぞれの症状が異なる病気ゆえ、一概に当てはまりませんが、医師や栄養士と相談しながら「食べれるもの探し」をしてみるのも楽しいかも知れませんね。

IBD患者の皆さんにはマネしてほしくないのですが、試しにトップバリュ(イオンのプライベートブランド)で出ているカップ麺(今回はしょうゆ味)を食べてみました。

栄養表示を見てみると、脂質が低い・ノンフライ麺…この二つが私の中では決め手でした。食物繊維が少なめなのもありがたい。
(かんすいが含まれていますが、それも考慮しつつ)

表示単位1食(70g)当たり 
(トップバリュのホームページより引用)

・エネルギー229kcal 
・たんぱく質6.7g
脂質1.6g 
・炭水化物 糖質45.9g 
食物繊維2.2g 
・ナトリウム2.3g(めん・かやく0.5g、スープ1.8g) 
・カルシウム148mg 
・ビタミンB1 0.23mg 
・ビタミンB2 0.25mg 
・食塩相当量5.9g(めん・かやく1.4g、スープ4.5g)

具はネギとワカメが主でした。ワカメは避けたほうが良いので、お湯で4分経った後に取り除きました(お湯を注ぐ前だと細かすぎて取れない)。

食べてみた感想は、他のカップ麺(以前冒険した商品)に比べると食後感もほどよく美味しかったです。ただ、コショウなどのスパイスが強めなのでスープはあまり飲まないほうがいいと感じました。

もちろんカップ麺の類はIBD患者にとっては良くない食べ物なのでマネはして欲しくないですが、参考のためこの記事をアップした次第です。

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