クローン病や潰瘍性大腸炎の患者にとって、食生活・食習慣って直接的に影響してきますよね。

そしてまた、人によって「どんな食材が症状を誘発するのか?」というものが異なるということも実感していますし、他の患者さんのお話しを伺っても同じように感じている方が多いようです。

そういった「症状を誘発する食材を知る」ということも大切ですが、更に「時折食生活をコントロールすることも大切」ということも痛感しました。

IBD患者にとって、普通の食事(もちろん脂質や繊維に気を配った内容)をするということは、日々重ねていくと気付かぬうちに症状が下降してきているのかも知れないですよね。

つまり、誘発因子が蓄積されていくような感じになっていくと思うんです。

だから私の場合、「あれ?ちょっとお腹がおかしいな・・・」とか「ちょっと身体がだるいな・・・」と感じると、通常の食事をセーブしてラコールやスポーツドリンク・ドリンクゼリー(ウイダーなどの)を中心に切り替えます。

このように、数日~1週間ほど「コントロール生活」を続けていると、体調も良くなってくるのを実感しました。

明らかに体調が悪い時はともなく、「ちょっとおかしいな・・・」という時点で食事を我慢するって中々難しいことかも知れませんが、「また美味しく食べるために」、「また楽しく過ごすために」と思えば、数日の我慢はできると思うんです。

実はここ数日も、上記のような我慢生活を送って体調が改善してきているので、あえてブログに書いてみました。この記事をご覧のIBD患者の方々やご家族の方も参考になさってみると良いと思います。