欧米では規制されつつある「トランス脂肪酸」。しかし日本では規制はなく「民間任せ」、悪く言えば野放し状態という悲しい状況。

何故トランス脂肪酸がいけないのか?

それは、こちらの記事によると・・・
心筋梗塞や狭心症のリスクを増加させ、肥満を発症させやすく、アレルギー疾患を増加させ、胎児の体重減少、流産、死産を生じさせる可能性があること、母乳を通じた乳児へのトランス脂肪酸の移行が研究等で確認されている。

ということから。

IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患)患者においても、アレルギー説(一部でそのように言われている)があるように、上記太文字内にある「アレルギー疾患を増加させてしまう」という部分に注視したい。

以前、「あるファミレスではフライドポテトを食べても何の症状も出ないのに、あるハンバーガーチェーンのポテトを食べると何故すぐにお腹が痛くなるのだろう・・・(いずれにしてもIBD患者に揚げ物はいけないのですが;;)」という記事をサイト内で書いたことがあります。 

これにもやはり、トランス脂肪酸(使用含有量)が関係しているのでは!?・・・と推測で思ったりしたものです。 
 
医療や食品に関する事柄に関しては、意外に遅れをとっている部分が多い日本。もっと国民が声をあげていかないと変わらないのかもしれません。

少なくとも個々で注意して、自分の身体は自分で守っていかなくては。 
トランス脂肪酸を多く含む食品例