IBDの場合、治療に外科処置(手術)を用いることもあります。その中で気になるのはやはり「痛みとの付き合い方」ですよね。

今回、看護師さんなどに尋ねて痛みを軽減できた方法がありますので、ご紹介します。すべての患者さんに当てはまるかどうかはわかりませんが、参考程度に読んでいただけるとよいと思います。

術後は背骨側に痛み止めを入れておくという方法をとっている病院が多いようですが、場合によっては点滴の痛み止めと併用するケースもあります。

いずれにしても、その痛み止めが効いているうちに、術後のリハビリ(腸閉塞や癒着を防ぐためのウォーキング)を行ったほうが良いようです。

歩くことにより腸のぜん動運動を促すので、術後(翌日~)出来る範囲で歩くことを推奨されるのは、そういった理由からです。

ちなみに、痛みが残っている状態で歩いたりすると、痛みが大きくなり痛み止めを打っても効きが悪くなったりするので気を付けたいところです。

経過は個人差があり、痛みが軽減されるのは3・4日目~1週間程度あたりから(ほかの患者さんにも聞いてみました)。看護師さんや麻酔科医・担当医と相談して、上手に痛みとつきあっていきたいですね。