ラコールやエレンタールの飲み方は昔と変わっていませんが、やはり「時間をかけて飲むこと」が大きなポイントとなっているようです。

私自身現在、通常のIBD食に加えカロリーを摂取するためにラコールを数パック飲用するような治療段階におります。

つい数日前までは食事レベルが低かった(流動がちょっと発展した程度)ため、中心静脈点滴をしておりましたが、レベルが上がると点滴が必要なくなっていきます。

以前は症状が悪化すると「絶食治療」が大前提でしたが、症状によっては「食べながら治す」というのが主流になってきていると伺いました。

その理由として、
・使わないと腸の機能が低下してしまう。
・栄養を摂りながら治療した方が治りやすい。

というものです。

前述にもある通り、症状によっては完全絶食や水分摂取を含む絶食の治療も必要ですが、「食べながら治す」という考え方は新鮮に感じました。患者としてはちょっと勇気のいる治療法でもありますが、「治すため!」ということで、常に看護師やドクターを相談しながら前進している途中です。

絶食からのラコールやエレンタールの飲用は、お腹にとっては刺激となるため、ゆっくり飲むことが大切のようです。例えば、1パック分を普段は1時間かけているとすれば、その倍や3倍くらいの時間をかけてもいいのかもしれません。

間にお茶を飲んだり、インターバルを入れたりということも試している最中です(そうすることでトイレの回数などが落ち着き始めました)

ネットの記事や患者間の会話・情報などで紆余曲折をたどることが多いかもしれませんが、まずは看護師やドクターに相談してみることが肝要かと思います。臨床経験豊富な専門家が悩みに応えてくれるはずです。

ですので、遠慮をせずにドンドン質問をしてみることも大切ですね。