免疫異常とか、欧米食が起因しているとか、様々なことが言われている「クローン病」ですが、先頃阪大の香山助教授らの研究によって発症メカニズムの一端が解明されたと毎日新聞が報じております(以下引用)。

異常な免疫細胞が肝臓で作られた胆汁酸に触れ、腸内で暴走して炎症を起こすとみられ、新たな治療法の開発も期待される。研究成果は20日、米科学誌イミュニティー(電子版)に掲載された。

また更に、

回腸には胆汁酸を吸収する役割がある。そこでマウスの餌に胆汁酸を吸着する樹脂「コレスチラミン」を混ぜて投与すると、炎症が抑制できた。これは胆汁酸と異常なリンパ球が触れ合わないようにすることで、炎症を起こす物質がリンパ球から放出されるのを防いだからだとみられる。
(以上ここまで、12月20日毎日新聞記事より

クローン病や潰瘍性大腸炎の患者のリンパ球ではこのたんぱく質の働きが低下していることも判明。ヒトでも回腸では同様のメカニズムで炎症を起こしていると推測できた。

と、ありました。すでに兵庫医大などで新しい治療法の治験が行われていることからも、クローン病の新しい治療法が近い将来確立されていくことになるかも(?)知れない。期待したいところですね。


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