腸閉塞の時、術後、消化器系病棟では「歩く」ということが治療の一環となっております。
(体調・状態・医師の指示にもよります)

その際、早足で歩いている方も時折見かけますが、私の体験でいいますと。あまりにも早い歩き方はあまり効果がないように思えます。

経験ある方もいらっしゃるかもしれませんが、早足で歩いていて逆に“お腹が痛くなった”なんてことないでしょうか?あまりにも急に刺激されるので、胃腸がビックリしちゃうんでしょうね。

ちょっと話は脇道にそれますが、食後すぐに運動したりするのも厳禁です。学生時代、昼食を終えてすぐに体育の時間や部活運動をしていて“脇腹が痛い”という経験をしている方も少なくないと思います。

適度に“食休み”をして、食べたものが消化するまで待ってから、徐々に少しずつ歩きたいものです。

私は医学的なことは言えませんし、ここでは体験的なことからしか言及できませんが、歩く距離においては個人差もあるかもしれませんが、速度においてはほどほどに。そもそも病棟の廊下は色々なものも置いてありますし、色々な人が通ります。

場所によっては一方通行でないところも多いでしょうし、衝突事故がないという保証もありませんし。

時には同じ病棟の患者仲間と語らいながら、リラックスしてリハビリに励んでいく・・・ということも大切かもしれませんね。

無理せず、ゆっくり、じっくり・・・ 痛みがあるときは休みながら。