5月19日は「世界IBDデー」です。IBDとは「炎症性腸疾患」(Inflammatory Bowel Disease)のことで、主に潰瘍性大腸炎やクローン病を意味します。この病気をご存知ない方に理解の輪を広げたく、発信致します。

https://worldibdday.org

2016年現在、潰瘍性大腸炎・クローン病の患者を合わせると、20万人ほどと言われております(日本国内のみの推計)

ネット上、どこまで正確かわかりませんが、どの関連情報を閲覧しても、未だに増加傾向にあるようです。

当初「食の欧米化が原因ではないか!?」などと言われておりましたが、発症原因において一部は解明されつつあるものの、明確な原因までは至らないようです(私の知る限りでは)

私の体験でお話すると、思い返せば「これがすでに発症時期だったのではないか?」という頃がございました。その時に病院で検査を行ってはみたものの、医師にIBDの知識が乏しく「単なる胃腸炎」くらいにしか診断されませんでした。

クローン病と診断されるまで、10年以上かかった訳ですが、現在は専門科(IBD科)のあるところで診て頂いており、入院を機に知り合った仲間とお話をしてみると「私もそうだった」という方が多かったです。

血便や腹痛など「病院で診てもらったのに、おかしいな・・・」と思ったら、消化器専門の診療科・医師に(もっというとIBDも診て頂ける病院)診て頂くことをお勧めします(私の地元では消化器科でもわかる医師ががいなかったのですが)。

また、IBDの場合、肛門疾患として表れることもありますので、ご注意下さい。ネットの情報で自己診断してしまうのが一番混乱を招く原因となりますので。