クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

カテゴリ:クローン病・潰瘍性大腸炎と日常生活 > お腹の張り・ガス・おなら

IBD患者となって(診断前、症状が出るようになってから含む)食べ物によって、その時の体調によってお腹の張りやガス(おなら)の増減が気になるようになりました。

そこで「今日は何を食べたから、こうで・・・」と記録、記憶するようにしているのですが、それは時間の経過によって(食材等)異なることがあります。

最近では、バナナやレタス、リンゴ(生食の場合)を食べた後は、ガスが多い日が続いております。それはとても悩ましいこと、中でもストーマの方の場合はその都度ガスを抜かなければなりませんよね。

そこで色々(食品メーカーなど)を検索して、栄養士さんが記述した記事を読んでみると「食物繊維によっては、ガスが多くなったり、お腹の張りを感じることがあります」とあり、「その際はその食材を控えてみてください」ともありました。

これは乳製品にも言えるそうです。これらはすべてIBD患者さんのつながりでもよく聞きます。
「乳製品を摂取した後、お腹がゴロゴロする」とか、「ガスが多くなる」といった同様のケースも。

栄養の補助のために接種するエレンタールやラコール、特にラコールはその傾向があり(体感です)エレンタールと共通して気を付けるべきは「ゆっくり飲用する」ということ。

と、一般的には「健康に良い」とされている食材や栄養素でも、こういったことがあるので、医師や栄養士に相談してみることをお勧めします。

お時間がなければ、ご自身で日記をつけてチェックしてみてはいかがでしょうか。

一般的にIBD(クローン病・潰瘍性大腸炎)患者の腸内環境はあまり良くないとされています。

それらを軽減するために、食事療法や投薬で対処していくことがほとんどかと思いますが、それでも「ガス(オナラ)が溜まりやすい」という声をよく見聞きしますし、私自身もそれで悩むことが多いです。

ストーマ装具を付けている方は尚更大変ですよね。その都度トイレへガス抜きにいかなければなりませんから…

「食事が原因かな?」「それとも他に何かあるのかな?」と多くの方が悩み、考え、試行錯誤していることと思います。私も色々とやってみました。

そこで分かったことは「ストレス・疲労も関係しているのでは?」ということ。これらを感じる時のお腹の調子はあまり良くないことが多いです。

そして、入院時には気を付けていた「ゆっくりと食べるということ」を今一度改めて取り組み始めました。すると、連日ガス溜まりに悩んでいたのが今のところ治まってきています。

患者仲間の間では「ガスピタンを使ってみた」という方もいらっしゃいますが、IBDの場合はあまり効果は望めないとのことです(あくまでもその方の見解です)

基本的なところへ立ち返ると、「早食いは空気をためやすい」と言われていますし、「飴やガムも食べすぎるとガスになりやすい」という話もよく聞きます。

そういったところにも気を付けながら、腸内環境に良いとされている乳酸菌などを適度に摂取しながら、過ごしていきたいものですね。

一般的にガス(おなら)が中々抜けない・・・ってことありますよね。

特に小腸〜大腸に狭窄や病変がある場合、便が出づらいということもあります。
(傷みが伴う場合は、下記の運動をお控えくださり、医師に御相談ください)

そういった場合の、一般的な運動方法をご紹介します。とは言っても、これは大手薬品会社のホームページで見つけてきたもの。

入院中に「たくさん歩いているし、水分も摂ってる、だけどガスが出づらいな、便が出ないな」と悩んでいた時に発見しました。ベッド上で行ったところ、効果覿面でした。
(すべての人に即効性があるわけではないと思います。症状に合わせて、不安な方は医師・看護師にご相談下さい)

大幸薬品HP「基本ガス抜きのポーズ」

重複しますが、IBD患者さんの場合は、腹痛を伴うこともあるので、優しいポーズで行なってみてください。 

特に手術直後は傷口が大変デリケートな状態になっておりますので、そういった場合は行わない方が良いかも知れません(医師にご相談下さい) 

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