クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

カテゴリ: クローン病・潰瘍性大腸炎と食事

IBD患者の悩みである「トイレの回数の多さ」。私や周りの患者仲間の体験で言える事ですが、体調に波がある事が多いので、その時々によって異なって来ますが、トイレの悩みは付きものです。

食べてもトイレ。飲んでもトイレ。そんな中、主治医に相談してみたら「飲食をもっとゆっくりしてみたらどうでしょう?」というもの。

例えば入院中、術後はゆっくりと食事するよう指導されますよね。次第に慣れて来ると、食べるのが早くなって行く… するとお腹もついて行けなくなる…ということのようです。

ラコールもエレンタールも同様で、「ゆっくり」が鉄則との事。

症状によっては、薬を処方してもらう事がありますが、主治医と話し合いながら、良い解決方法を見出して行きたいですよね。

かくいう私自身、試行錯誤の日々です。 

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クローン病、潰瘍性大腸炎の患者にとって「低脂質・低残渣」というのは必須な食事制限であることは一般的にも知られていますが、患者間の会話やSNSでの書き込み・画像の中に、一部「全く制限のない食事」をしている方もいらっしゃいます。

もちろん、絶対にマネすべきではないことです。一度でも手術の経験をした人ならば「二度とあんな大変な思いはしたくない」と思うはず。しかし、喉元を通り過ぎれば…食欲に負けてしまうのでしょうか。

私の考え方ですが、外来通院はそのためのものでもあると思うのです。 今では下記のようなわかりやすく、美味しく食べることの出来るレシピ本などもあるので、参考にしてみてはいかがでしょう。



一時期(昔)と比べると、かなり工夫がされているので、思った以上に食事が楽しめるはずです。 

制限をするもしないも、一部の人がやっていると、それに釣られてしまうのが人間の心理です。ならば、良い影響を受けて、良い体調を維持したいものです。

制限をせずに過ごしている方へ何かを申し上げるつもりはありませんが、こればかりは自己責任ですから。

入院時、そういったことも含めて医師・看護師・薬剤師の皆さんに質問はたくさんしてきました。意外と細かいことにも答えてくださるので、かなり勉強になりました。そういった意味でもネット情報による「噂のような情報」は敬遠した方がいいかなって思いますよ。 

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IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎)と診断されたばかりの方に多いのが、「SNSで他の同病患者とつながること」。

情報交換とか共感という意味では良い部分もあるかも知れませんが、他の方の食事や対処法は必ずしも参考にならないケースが多いです。

まず「食事」に関してですが、IBDの中でも特にクローン病は繊維質・脂質共にかなり制限が多い病気にも関わらず、「週に3日以上肉(しかも脂質の多い牛肉、豚肉)」という患者さんも少なからずいらっしゃいます。

経過を見ていると、やはり「お腹が痛い」「下痢が続いている」という症状も同時に訴えていることも少なくありません。

ずっとガマン(制限)し続けるのもストレスになるから…と、こういった患者さんのように「肉も繊維も関係ない」といったように日々料理写真をアップしている方も少なくありませんが、危険なのは「このくらいなら大丈夫!」と勘違いしてしまうこと。

写真をあげているご本人もそうですが、それを見ている患者さんがマネをしてしまうのはとても危ないことです。

各研究機関の成果でも発表されているように、脂質は症状に大きな影響を与えることも多く、繊維質においては(狭窄を起こしている患者さんは)とてもリスクが高いです。腸閉塞を起こしてしまっては、救急搬送をされることも可能性としてはあります。

なので、SNSで意見交換や情報交換をするのは良いですが、出てくる情報をまずは疑ってみることも大切です。もっとも、入院中や外来時に栄養士さんや主治医に基本的なことは教えてもらうことがとても重要です。

厳しいようですが、特定疾患の場合、身近な情報が少ないゆえネットで簡単につながることで安心感を得ようという流れも少なくありませんが、「これくらい大丈夫よね!」と間違った情報を共有してしまうことはQOL(生活の質)を下げてしまいかねないので、その辺りの検証もお忘れなく。

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