クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

カテゴリ: クローン病・潰瘍性大腸炎と食事

炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)の私たち患者にとって、乳酸菌(ビフィズス菌)に対する関心を持っている方も多いかと思います。

また、"乳酸菌のエサ"とも言われている「オリゴ糖」。腸内環境を整える必要がある中で、見逃せないキーワードともいえます。

私自身、今現在様々なヨーグルトを試し中です。というのは「乳酸菌はサボる」と言われていて、ある程度体に慣れてくると、本来の役割を果たさなくなる(働かなくなる)と言われているのです(一般的なメディア情報によるものです)。

そういうことからも「2週間食べてみて、少しでも効果がなかったら他の乳酸菌、他のヨーグルトを食べる」というサイクルに取り組んでいます。

その際、前述で少し触れたように「オリゴ糖を少量かける」という食べ方にしております。

そこで気を付けたいこと・・・
「脂質が少ない、もしくはゼロのヨーグルトを食べる」
「購入時、甘さがないものを選ぶ」
「ヨーグルトを変更する際、乳酸菌の種類をチェック」

この3点です。ふつうの甘味(砂糖)は効果を低減させてしまうという説もありますし、ヨーグルトを変えても乳酸菌の種類が同じだったら変更の意味ないですし、脂質は1日30グラム以下(一般値)が推奨されていますしね。

これは私自身の体験なのですが、ビフィズス菌のサプリメントを使用したことにより、通りの悪かった箇所(狭窄部分)が若干解消されるようになりました。

医学的には「狭くなったところが広がることはあり得ない」そうなのですが、実際の症状として「詰まり気味だった箇所の通りがよくなった」のは事実です。

それがビフィズス菌によるものなのか、他の効果(毎日歩くこと、食事の制限など)によるものなのかは定かではありませんが、試行錯誤してみることで色々見えてくると思っております。

ヤクルトなどに効果がみられるという説もあるので、こういった乳酸菌・ビフィズス菌にも効果があるのでは!?と私自身は思っております、今後も経過をお話ししたいと思います。

低脂質のタンパク源と言えば「鶏胸肉」が代表格ですよね。

でも「パサつくし、美味しくないというイメージもあるかと思います。

そこで、簡単レシピを今回はご紹介します。

1、鶏胸肉に塩を振り、数分置きます。滲み出た水分を拭き取ります。

2、たっぷりお湯を沸かせて、鶏胸肉を入れます。中火で15秒ほど。

3、火を止めて27分待ちます。この際 、フタをしておきます。

時間が経過したら、取り出して削ぎ切りにして、ポン酢や胡麻だれで召し上がって下さい。

「注意点です」

ちなみに、冷蔵庫から取り出した温度の状態からの調理です。

お湯は1.2リットル、鶏胸肉は300グラムでのレシピです。

竹串を刺して、中からの汁が透明なら火が通っています。 

IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の症状として多い「狭窄」。つまり「腸の中で狭いところが出来てしまう」というものがあります。

私も何度となく繰り返し、その都度食事療法や手術を経験してきました。他の患者仲間さんも同様に色々と経験しているようで、よくそういった話題になることがあります。



そこで今回は、「狭窄対策のための食事」に関してお話していこうと思います。

最近の私のマイブーム、それは「すり鉢」です。豆腐やバナナ、山芋を擦っていきます。
例えば…「豆腐のすり流し」これは病院での三分粥あたりで出てくるメニューの一つでもあります。

【作り方】

・豆腐半分(半丁)をすり鉢で滑らかになるまで擦ります。
・ほんだし(粉末)を小さじ半分ほど加えます(混ぜます)
・豆乳、お水をそれぞれ大さじ2ずつ加えます。
・上記を混ぜ合わせて出来上がりです。

バナナに関しても同様で、バナナをすり鉢ですり潰したら豆乳を加えて混ぜる。
砂糖は不要なくらい美味しいですが、とろみが強いので狭窄症状によっては注意が必要です。

以上、今回は私の体験談です。症状などによっては当てはまらないケースもありますので、
医師や栄養士さんにご相談してみることをお勧めします。

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