クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

カテゴリ: 難病の診断・治療・研究

クローン病患者の間では比較的有名な薬品「イムラン」。これは瘻孔(ろうこう)などの治療に用いられております。また、ヒュミラやレミケードとは異なり、イムランの場合は飲み薬(錠剤)となっています。

通常、4週目あたりから効きはじめると考えられているようですが、8週目~9週目から効きはじめるというケースもありますので、その辺りは主治医に症状をしっかりと伝えて相談したほうが良さそうです。

ただ、こういった「免疫を調整・抑制する薬」の場合は副作用も懸念されます。感染症にかかりやすくなるというものが一般的ですが、特に風邪やインフルエンザの流行時期には気をつけていきたいところです。

血液検査の数値や症状次第では服用が中止されることもあり(知人の体験談による)ますので、その辺りも主治医によく伺ってみることが大切です。

以上、私自身の体験談を中心にお話してきましたが、効き目などには個人差がありますし、必ず効くというものでもありませんので、前述にあるように医師によくご相談下さいね。

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免疫異常とか、欧米食が起因しているとか、様々なことが言われている「クローン病」ですが、先頃阪大の香山助教授らの研究によって発症メカニズムの一端が解明されたと毎日新聞が報じております(以下引用)。

異常な免疫細胞が肝臓で作られた胆汁酸に触れ、腸内で暴走して炎症を起こすとみられ、新たな治療法の開発も期待される。研究成果は20日、米科学誌イミュニティー(電子版)に掲載された。

また更に、

回腸には胆汁酸を吸収する役割がある。そこでマウスの餌に胆汁酸を吸着する樹脂「コレスチラミン」を混ぜて投与すると、炎症が抑制できた。これは胆汁酸と異常なリンパ球が触れ合わないようにすることで、炎症を起こす物質がリンパ球から放出されるのを防いだからだとみられる。
(以上ここまで、12月20日毎日新聞記事より

クローン病や潰瘍性大腸炎の患者のリンパ球ではこのたんぱく質の働きが低下していることも判明。ヒトでも回腸では同様のメカニズムで炎症を起こしていると推測できた。

と、ありました。すでに兵庫医大などで新しい治療法の治験が行われていることからも、クローン病の新しい治療法が近い将来確立されていくことになるかも(?)知れない。期待したいところですね。


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クローン病・潰瘍性大腸炎と肛門疾患(痔ろう・直腸狭さく)は密接な関係にあるようで、私も、周りの患者仲間も悩まされている症状の一つです。

当初、「IBD患者の中で、肛門疾患に悩まされる人はどのくらいいるのだろうか?」と(ネット経由で)ある病院のデータを閲覧していたところ「2割ほど」とのこと。これは完全な間違いです(個人的見解)。

以上の例はともかくとして、統計データと実際は大きな開きがあることも確かです。

ネットのデータ情報の正確さはどの程度が知る由もないですが、IBDの専門病棟に入院していると、ほとんどの方が肛門疾患の経験があるように見受けられました。 

患者間での会話、各部屋での情報等を通して考えれば、わかることです。

私の担当医(執刀医)がおっしゃっていましたが「インターネットの情報はネガティブなものが多かったり、間違ったものも多いから閲覧しないほうがよい」とのこと。

それを言ってしまうと私が記載している情報は?(笑)となってしまいますが、これらもまた一見解として閲覧して頂ければと思います(IBDも症状に個人差がありますので)。

ともあれ、肛門疾患に悩まされている方は担当医と共に、専門医・専門病院での治療もお考えになるとよいと思います。ちなみに私の場合、肛門科の病院とIBD科のある病院の医師同士が連携してくれる形でよかったです。

治療法や手術方法も進化してきておりますので、より有効なものが見つかるかも知れませんし。 

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