クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

カテゴリ: IBDと入院生活

ことわざに「同病相憐れむ」という言葉があります。

「同じ病気や悲しみ、苦しみを知っているからこそ助け合える、同情できる」という意味合いのものなのですが、IBD(炎症成長疾患・クローン病・潰瘍性大腸炎)などの難病においても同じことが言えますよね。

それゆえ、入院生活を送っているとちょっとした挨拶から始まり、仲間・友人になるケースが多いです。それでも退院後、疎遠になることもありますが、ちょっとしたことでまた相談し合えたりする機会があったりと、何かと仲間というのは心強いものです。

難しい病気ゆえ、「そんな余裕ないよ」という方もいらっしゃるかと思いますし、それもごもっともです。ただ、病気に関する情報交換は体験に基づいているものなのでネット情報よりはずっとためになりますし、生活の質を高めていく意味でも大切な要素です。

これはあくまでも私の考え方ですが、病気になるというのは失うものもありますが得るものもたくさんあります。前向きに中々なれないかも知れませんが、そういった気づきや財産を大切に生きてみるというのも生活の質の向上(QOL)に役立つ考え方ともいえますよね。

スポンサードリンク

先日、私自身が入院し退院したというお話をしました。その中で気づいたことや、感じたことを数回に分けてお話ししていこうと思います。

まず最初に感じたのは、「皆が皆、我慢して我慢してようやく入院してきているのだ」ということ。IBDに限らず、どの病気であれ軽度のうちに治療を受けるということが大切ですよね。そうすることによって、自身の痛みも軽減できますし、治療も軽く済みます。そういった意味でも、早めに治療を受けることが大切です。

ただ、医師によっては検査データを見ながら「この状態ならまだ入院しなくても大丈夫」と判断されることもあるかと思います。とはいえ、状態を一番よく分かっているのは自分自身なのですから、必要な治療が受けられるようお願いすることも必要だと思います。

また、入院中に医師や看護師に気を遣う方も少なくないようです。

「このくらいのことで看護師を呼んではいけない(ナースコールを押してはいけない)」などと思わず、どんな些細なことでも症状や必要性を感じたのであれば、無理せずに医師や看護師に相談するべきだと思います。何よりそのほうが早く治療も完了し、退院することができるのですから。

入院経験の有無に限らず、「医師や看護師には話しかけづらい、相談しづらい」という心理が働くのは自然なことかも知れませんが、自覚症状などは自身から発信しないと(データ重視の)医療関係者側も把握できないという側面を持っています。

ちょっとしたことが不安解消につながることも多いのですから、毎日の回診時や、検温の際など、その旨を常に相談し、一つ一つ解決していくことが大切だと思いますが、いかがでしょうか。

スポンサードリンク

思わずタイトルに「仲間の作り方」と題してしまいましたが(苦笑)、これはあえていうと自然派生的に・・・ということなので、意識して作ろうとしなくていいと思います。

まずは「静養・治療が第一」なので。

今回は何が言いたいのかといいますと、前回記事にも共通して言えることですが「誰かと悩みを共有することで心の負担が軽減される」ということ。

ましてや、IBD患者が複数入院している病棟であれば尚のこと。色々情報交換などを通して、「そうだよね、そういうことだよね」と会話しているだけでお互いに心が楽になり、前向きにもなれるものです。

私が初めて入院生活を経験したときがまさにそうでした。全員カーテンは開けっ放し、しかも夜までそうだったので、看護師さんに「夜くらいカーテン閉めてください!」とまで言われるほど、全員がオープンな性格でした(笑)

アメリカのとある研究機関の発表によると、「カーテンを開けている患者のほうが、治りが早く退院も早い」という統計結果が出ているそうです。

案の定、そのときも皆さん術後の回復が早く一人、また一人と退院していきました。結局私が最後だったんですけどね(笑)

その時は観ているテレビもグルメ番組ばかりで(爆笑)「何だったらデイルームで観る?」と点滴棒を片手に民族大移動・・・「テレビカードがもったいないから」と(笑)テレビカード、高いですもんね(汗)

会話も多く、病気の話よりも「退院したら何を食べるか!?」とか「どこどこの~が美味しいよ!」という情報交換のほうが多かったような気がします。

難病の場合、どうしても病気やその症状とばかり向き合いがちですが、そうすると心が気持ちがもたない。しんどくなります。

だからこのように病気以外の話や、楽しみなどを話し合える関係、時間がとても大切なんだなと学ばせて頂きました。もちろん彼らとは今でも時々連絡を取り合っています。


スポンサードリンク

このページのトップヘ