IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎の総称)の原因は、一般的・医学的には「欧米食、ファストフード、ジャンクフードなどが要因の一つ」としてあげられています。

発症人口の統計を見ると若年層(10代~20代) が多いことからも、そのように考えられていますが、「果たしてそうだろうか?」と疑問に思うことも多々あります。

以前の記事に、「数回の入院時に7~80人ほどの同じIBD患者の方と出会った」と書きましたが、その皆さんと食生活についてのお話もしてきました。

中には「洋食大好き!」という方もいらっしゃいましたが、過半数の方が「それでも普段は大抵和食だよ」という答えでした。

私自身の家庭も典型的な和食です。ほんのたまに洋食メニューもありましたが、揚げ物や肉類をガッツリ・・・ということはあまりなかったですし、以前からコレステロール数値は低いくらいでした。

このように、時として専門的な知見と実際は異なることもあります。

クローン病や潰瘍性大腸炎になったばかりの頃は、インターネット記事が頼みの綱的な部分もあるでしょう。しかしそこに書かれてあるのは(他の病気同様)具体的な症状があるので、気分が落ち込んでしまうことの方が多いです。

そういったこともあってか、私の主治医(かなり有名な方ですが)は「ネット情報はあまり見ない方がいいよ、ストレスにもなるし」とおっしゃっていました。

IBDにとってストレスや疲労は避けたい要素です。こうしてブログに書いていて矛盾しますが、極力ネット情報は見ない方が良いと思います。

私はどちらかというと、「どうせ調べるのであれば海外情報を・・・」と調べる方です。

アメリカを始め海外の情報は「このようにして人生をエンジョイしているよ~♪」というものが多いからです。そういった情報(縁)に触れると、人は気分も良くなります(果)。

私は自身の中に病気という”因”があっても、触れる情報”縁”によって、その日の楽しみ方”果”は異なってくるという考え方です。