年末年始(クリスマス・お正月)は誘惑も多いですし、忘年会や新年会、各種パーティーもありますよね。お酒を飲む機会とか…

摂生できている方もいらっしゃるかと思いますが、SNS上で「今日は飲み会」とか「ケーキいっぱい食べちゃった」とか「今日くらいフライドチキン食べるぞ!」とか…様々な情報を散見します。

病状が安定していれば多少は良い…という考え方のドクターもいますが、基本的には「控えておきたい食べ物」が多いのも年末。

揚げ物もそうですが、お正月のおせち料理は「根菜類」も多いですよね。クローン病で小腸に狭窄(狭いところがある)場合は、根菜は詰まりやすいので、気をつけたいところです。

とはいえ「あれもダメ、これもダメ」という風にしてしまうと、心のケア的にも良くない…という考え方の患者さんもいらっしゃるので、その辺は上手にバランスをとっていきたいところ。

以上、そういったことも踏まえて、「自身の病状がどういった状況にあるのか?」を主治医とよく相談してから見極めていきたいところです。

また、七草粥においても根菜が含まれているので、(症状に合わせて)そういったものを外すとか、刻み野菜にするとか、「出来ることで食を楽しむ」という工夫も大切です。