クローン病・潰瘍性大腸炎の食事と生活

クローン病患者による、クローン病と潰瘍性大腸炎(炎症性腸疾患、総称IBD)に関するブログです。主に食事療法・食べれるメニューの増やし方や治療法、入院・手術時の体験談や、日常生活についてについての情報を更新中です。

タグ:潰瘍性大腸炎熱中症

ここで述べるのは、クローン病患者としての体験談です。症状については個人差があるため、主治医にお尋ねください。

IBD患者はとかくトイレが近いですよね。回数も多い。腸への栄養吸収・水分吸収が弱いせいか、夏場や汗をかく時期は意識して水分を摂取している方も少なくないと思います。

私自身も、外で過ごしている際になるべく日陰で、水分を多めに、と意識はしていたものの、熱中症になったことがあります。それも数回手術を経験して(ある程度腸が短くなっているためか)からの出来事でした。

栄養吸収、水分吸収と腸の長さの関係は深いようで、手術回数をかさねるほどトイレ回数が多くなっていることを実感しております。

そのあたりを主治医に尋ねたところ、案の定「IBD患者さんは水分が入っていきづらいので、こまめな水分補給を」ということでした。

今年もお腹のあたりが「カーッと」熱くなるような症状があったので、スポーツドリンク(市販ではない、添加物の少ないもの)をこまめに摂取することで乗り切りました。

2023年の夏も昨年同様、かなり暑い日が続いております。どうか皆さまもお気を付けくださいね。

夏、特に2020年は酷暑つづきですね。観測地点によっては40度超えも…

IBD患者にとっても、熱中症には要注意の季節でもあります。

というのは、クローン病や潰瘍性大腸炎の症状の一つとして「トイレ回数の多さ」があげられます。

その流れとして、「水分が失われる」「ミネラルが不足しがちになる」という、熱中症になりやすい状況に陥りやすくなるというものです。

かくいう私も、採血検査をすると電解質に関連する数値が低いので、薬を処方して頂いているのですが…熱中症の初期症状があり、仕事を休む…ということもありました。

エアコンで体温調整をはかることはもちろんのこと、水分摂取、中でもミネラルを摂取するために、お茶やコーヒーなどは避けて、スポーツドリンクなどを飲用した方がいいかも知れませんね。

ちょっとでも「おかしいな」と思ったら、最寄りの病院へ相談する…ということもとても大切です。

予報によると、2020年は9月の中旬まで残暑が続くそうです。あと一ヵ月(投稿時から)、油断することなく、そして無理することなく過ごしていきたいものです。

皆さんもくれぐれもご自愛くださいませ。

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